さんぽが大好き
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≪巾着田≫
       

秋晴れのさわやかな土曜日。早起きして曼珠沙華が咲く巾着田へ。
今年も早くから新聞やテレビで大々的に宣伝していたので各地から行楽客がたくさん。出店もいっぱい。自然とはほど遠いよなあ・・・・

巾着田は、川がぐるっと田んぼを囲むようにあって、まるで巾着のように見えるので、この名が付けられたとか。今では田んぼはほんの一部あるだけ。曼珠沙華がいつ、どうして、どのようにして群生するようになったのかは謎だが、河川の増水等により流れてきた漂流物の中に混じってきた球根が漂着し、根付いたものと考える説が。

お昼は、河岸のカフェで休憩。川のせせらぎと涼しい風が疲れを癒してくれた。午後からはもっと観光客が押し寄せてきたので我々は退散。

     
あたり一面赤いじゅうたんを敷き詰めたようです。見頃の曼珠沙華のあたりにスポットライトが当たったようにきらきら光っていた。これこそ「天国みたいだね」。
 
 
曼珠沙華。別名を彼岸花ともいう。彼岸花というと、やはりお墓や、田んぼのあぜ道にひっそりと咲く姿が思い浮かぶが、ここではまるで印象が違う。とっても華やか。
 
彼岸花のほかには、コスモス畑も満開。ここは本当にお花畑ですね。
       
彼岸花は、花を咲かせた後に葉をつけるのだと聞いたことがある。子孫を残すための精一杯の知恵なのだそう。
 
秋の収穫は花ばかりではありません。
お花畑はたくさんの生きものの宝庫。この日はクロアゲハやウラギンシジミ、アカタテハ、アキアカネ、オハグロトンボ、イトトンボなどたくさん。
 
コスモスに混ざって猫じゃらしや他の秋の植物も。まるで、お花畑のいけばなって感じかなあ。
おや、ここにもセセリ蝶が。本当に君は紫やピンク系の花が好きなんだねえ。
このコスモスは他のとちょっと雰囲気が違っていました。白地にピンクの絵の具を薄くにじませたような花びらが美しい。

コスモスには風が良く似合う。
自然はやはりそこにあるから美しい。気持ちのよい風と、青い空に白い雲。トンボが舞い、蝶が蜜を吸い、バッタが草陰から顔をのぞかせる。絵に描いたような秋の自然が目の前にある。一日居ても飽きないなあ・・・